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2004年12月

2004.12.05

WTI

 WTIは、欧州産ブレント、中東産ドバイと並ぶ原油価格の3大指標の一つ。米国テキサス州などで産出される、硫黄分が少なくガソリンを多く取り出せる高品質な原油で、生産量は米国内の約6%。その先物商品が米ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で売買されている。日々の取引量は、日量8000万バレルと言われる世界の原油供給量を超える1億バレル分に達している。

 一般的には季節的要因もあるが原油需給を反映した価格は1バレル=30-32ドル。それ以上の価格高騰は地政学的リスクなどに基づく投機的な値上がり分になると見られる。

 取引参加者の約7割は石油関係者になるが金融機関や投資ファンド、個人投資家も増加しており実需よりも、投機筋の動向が相場に大きな影響を与えている。最近バレル41ドル台まで低下したが11月末までの高騰は、中国などの需要増と中東諸国でのテロなどの不安定化など先行き不安やヘッジファンドの取引の増加が大きく影響し10月にはハリケーンの影響も加わった。

 日本の石油市況には、8割以上を中東からの輸入に頼りドバイ原油の動向が最も影響する。ただ、ドバイ原油は生産量が日量約15万バレルで、日本の輸入量の0.2%にすぎない。しかし、ほぼ全量がスポット市場で取引されており中東原油の価格の基準になっている。

 原油下落の影響でこれまで投入されていた資金が流出し為替市場を通じて株式市場等にシフトし、先週の外為市場の動きは米ドル/円の動きとユーロ/円、ユーロ/米ドルの変化率の差を見ると資金が円にユーロより集まってきているようにも見える。週明け後は、先週以上に値動きが神経質になると思われる。

2004.12.03

米ドルの行方

 今週は、米ドルの動きに影響される場面が多く見られた。
 米国の財政赤字などを背景にヘッジファンドの売りと中国人民元の切り上げの先買いで米ドルからの資金シフトの影響が相乗し米ドルが売り込まれて急落したが、原油相場が1バレル42ドル割れと弱含みに展開した動きや利益確保の買戻しなどを材料に週後半から買い戻されている。
 ただ、これ以上に買い上がる勢いは今のところ見られず103円50銭が天井でこのまま暫く揉み合う状況が続くと抵抗が厚くなり再び売り込まれると予想される。

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