« ブログランキングサイトに加入してみました。 | トップページ | 米国GDPが鈍化 »

2005.04.17

米国の経済指標から為替相場の動きを探る

 米国で発表された経済指標を見ると2月において米市場全体への資金流入ペースは鈍化していながらの債券流入が超過している。この背景には株式からの資金引き揚げがあったようだ。この指標データに反応したように株式が激しく売られ、債券市場への資金シフト期待も一段と強まったが限定的なものかは不明だ。

(米労働省 発表)
 3月の輸入物価指数 前月比1.8%上昇(季節調整前)前月の0.8%上昇と比較しても加速したのが明らか。石油輸入コストは10.6%の上昇であったため石油価格を除くと輸入物価指数は0.3%上昇と緩やかな伸びで推移している。ただ、原油相場は50ドル台まで下落しており、今週には割り込むと予想される。だが、中国等の底買いがあり限定的だろう。
 原油高騰により工業資材が上がったものの資本財や消費財の輸入価格は低下しておりインフレ懸念は後退するため利上げ観測も弱くなり米ドル相場は底が緩みそうだ。

(米財務省 発表)
 2月の国際資本データ 対米 証券投資は845億900万ドルの流入超
 速報値 914億7,800万ドルから925億2,000万ドルに増額改訂

 前月比較で対米投資が僅かに鈍化しており株式、地方債への資金流入が前月を下回った。
 ただ、米国債への純流入額は1月の307億4,800万ドルから425億900万ドルに117億5900万ドル拡大しており外国中央銀行による米国債投資が進んだ。
 3月の鉱工業生産指数(1997年=100)は118.5 (前月比△0.3%)で市場予想と一致したが、製造業は自動車生産の縮小を反映して▲0.1%と6ヶ月ぶりに下がった。
ファンダメンタルズへの不安感を誘うデータが相次ぎ、一方で需要堅調シナリオを支える材料が並ぶ中、債券買いが殺到したのは当然の展開だ。

(ミシガン大学調査)
 4月の消費者態度指数の速報値は88.7となった。3月確定値92.6から下がっており市場の予想値も下回った。現在の景況感を示す指数も108.0から昨年9月以来となる103.9に低下した。

【要人発言】
 谷垣財務相
「G-7ではマクロ経済の観点から原油価格の問題を検討」

 グリーンスパン米連邦準備理事会(FRB)議長はじめ連銀高官
「長期金利が低水準にあることは疑問」

« ブログランキングサイトに加入してみました。 | トップページ | 米国GDPが鈍化 »

コラム・つぶやき」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4817/3734047

この記事へのトラックバック一覧です: 米国の経済指標から為替相場の動きを探る:

« ブログランキングサイトに加入してみました。 | トップページ | 米国GDPが鈍化 »

はじめに


  • 当ブログ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する方の自己責任でお願いします。当ブログでは一切の責任を負いませんのでご了承下さい。
     
    人気ブログランキングへ
    にほんブログ村 為替ブログへ
    FXブログポータルサイト 「FXの庭」ブログランキング
       

記事検索


  • Google
    WWW を検索
    このブログ内を検索

    ジオターゲティング

MARKET TIME


  • fxwill.com

2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        

国別政策金利

最新スワップ表

無料ブログはココログ