« 風が吹くと桶屋が儲かるではないが... | トップページ | ハリケーンの次は寒波が来襲... »

2005.11.27

鳥インフルエンザ発生は円売り要因となるか...

 世界銀行が11月3日東アジア地域の経済報告書を発表した。

 それによると、2003年にSARSによって引き起こされた損失は、第1四半期のGDP2%、約180億ドルに及んだ。
 鳥インフルエンザがもたらす被害(現在はGNPの0.1%)はそれをはるかに上回ると警告した。
 アジア開発銀行も同様のレポートを発表、鳥インフルエンザによって発生する損失を2,827億ドル(約30兆円)と見積もっているようだ。

 鳥インフルエンザ発生時の被害拡大予測から、世界銀行では鳥インフルエンザ対策用の基金を創設すると発表、最大5億ドルを用意し、発展途上国の被害に対して緊急融資を行う準備に入った。

 鳥インフルエンザは、家畜として飼育される鳥だけではなく、野鳥などにも感染することから封じ込めが困難といえる。
 欧州連合でも、トルコ、クロアチア、ルーマニアなど渡り鳥のルートとなる国々で、鳥インフルエンザに感染して死んだ七面鳥や白鳥が見つかっている。
 イギリス・ロンドンではペットとして輸入されたオウムから鳥インフルエンザウイルスが検出され、10月にはEU全域で生きた鳥類の輸入が禁止される騒ぎとなった。

 為替取引への影響は避けられず精度の高い情報を早く認識して対応することが必要で値動きは大幅に上下に振れるリスクが常に付きまといそうだ。

       為替取引情報はこちら 
           
  

 とにかく渡り鳥が媒介するということであれば日本円にとっては来年4月から6月にかけて要注意時期だ。ただ、人の移動についても考えるべきであり、感染から発症時期までのタイムラグがあり防疫体制では防ぎようが無いため、流行地域との間の渡航禁止となることで貿易に影響が出ることは必至だろう。

 カントリーリスクのある地域に進出している日本企業のダメージは計り知れないことから円売りが加速すると見ている。

« 風が吹くと桶屋が儲かるではないが... | トップページ | ハリケーンの次は寒波が来襲... »

コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4817/7338335

この記事へのトラックバック一覧です: 鳥インフルエンザ発生は円売り要因となるか...:

« 風が吹くと桶屋が儲かるではないが... | トップページ | ハリケーンの次は寒波が来襲... »

はじめに


  • 当ブログ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する方の自己責任でお願いします。当ブログでは一切の責任を負いませんのでご了承下さい。
     
    人気ブログランキングへ
    にほんブログ村 為替ブログへ
    FXブログポータルサイト 「FXの庭」ブログランキング
       

記事検索


  • Google
    WWW を検索
    このブログ内を検索

    ジオターゲティング

MARKET TIME


  • fxwill.com

2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        

国別政策金利

最新スワップ表

無料ブログはココログ