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2006.02.12

ジニ係数

 中国政府が都市住民の格差問題に警鐘を鳴らし始めた。

 中国ではこれまで農村と都市の収入格差が大きな社会問題とされ、胡錦濤政権は都市と農村の格差是正として、農村の余剰労働力を都市に移動させることで農民の収入向上を狙った。

 しかし、都市の雇用創出や社会保障整備が間に合わず、都市内に大きな格差と暴動リスクまで流入させてしまった格好になっている。


   
 
 影響を受ける外国為替情報を見てみる。

                             (Ranking Web)

 04年のジニ係数は0.45-0.53(国連人類発展報告)にまで拡大している。中国社会科学院の専門家によると、都市住民の収入格差もジニ係数(格差の指標)で「警戒ライン」上の0.4前後に達し、五輪を控えた北京の所得格差は上位25%の金持ちが地域の総所得の75%を占めている状況を示すジニ係数が暴動リスクをはらむ「危険ライン」である0.5前後に達しているという。

 また、中国全国の都市住民の所得格差も0.4前後の「警戒ライン」上にあるという。

 この数値は、低所得層に“剥奪感”が生まれ、心理バランスが崩れ、社会報復行動にでる恐れがある水準で暴動などによる治安悪化への懸念があるといわれる。

 昨年4月に北京で発生した暴力を伴う反日デモも、こういった格差による暴動リスクの表れだとする見方もあり、五輪を控え国際イメージと治安を守らねばならない北京にとって「格差是正」は切迫した問題になっている。

 急激な経済成長の一方で、ジニ係数も急速に上昇しており、早急に対策を講じなければ、社会不安がさらに拡大するとの指摘されるところだ。

                                          

   
 次の外国為替情報を見てみる。 
(Fx.Rank)

 

 農民暴動件数が公式発表でも74,000件を超えるなどの社会不安状況が目に見えはじめており、為替変動による中国人民元の価値は沿海部の発展による0.8億人とその他の約12.2億人の所得移動がスムーズに行かなければ内部崩壊するリスクも当然出てくるだろう。円にとっても単純に元と連動する動きとなるかは微妙であり、中国株式にとっても同じだ。

 リスクをどれだけに見るかにより判断が分かれるが、中国の統計自体の修正の振れが大きくあまり信用できない。今年は大きな波乱となる動きが出てくる可能性が高そうで為替相場の値動きも上下に激しく揺すられそうだ。

 

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