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2006.06.27

前倒し

 クアデン総裁(ベルギー国立銀行 BNB)の発言(26日)

    フィナンシャル・タイムズ(FT)紙のインタビュー

(概  要)

 8月3日のECB定例理事会は夏休みを迎える都合上、慣例として電話会合となっている。ただし、実際に電話会合となるかどうかは、7月20日の理事会で決定されるため利上げを実施する余地が現在は残っている状況だ。

 クアデン氏のタカ派的発言の裏には、8月利上げののろしが上がりつつあることが隠されているのかもしれない。政策決定にタブーはないと述べた。クアデン氏はハト派として知られ、05年3月に利上げの可能性が報じられた当時は、異議を唱えたと言われている。  

(強気の背景)

 6月ベルギー国立銀行(BNB)景況感指数

    10.1(予測値 ▲1.4)

となり、5月の+2.0からも大幅に上昇し、統計作成が開始された80年以来の最高水準となった。

 これは、ユーロ圏鉱工業生産で換算すると「年率+7.5%程度の増加に相当し、2Qのユーロ圏実質国内総生産(GDP)が前期比+0.9%と強い結果となる可能性を示す。
 ECBはこれまで3回利上げを行なってきたが、特にユーロ圏景気を抑制していなかった様子が明らかとなっている。

 ECB理事会メンバーは、4.0%をより中立的と考えているとの見方もある。

 ブレーク・イーブン・インフレでは市場が四半期ごとの利上げを織り込んでいる以上、想定されていた9月から8月に利上げ時期を早めても問題はない。

 さらに、ECBが想定する中立水準が 3%を超えるとすれば、9月、12月と四半期どおりに利上げを行なった場合、政策金利は3.25%に止まる。

 四半期ごとの利上げでは、中立水準に近づききれない。

 8月初めに政策金利を3.0%に引き上げ中立的な水準に近づければ、タカ派の勢いが和らぎ合議的精神が高まる一助となるだろうとの解釈もある。

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