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2006.07.05

シナリオ

 欧州中央銀行(ECB)は6日に理事会を開く。

 トリシェ総裁は、インフレ警戒姿勢を示しても、金融市場では、ここ1週間にわたる一部理事会メンバーのタカ派発言や強い経済指標が影響し、そうした観測をいっそう強める状況となっている。

 

7月6日の理事会が8月3日の利上げを示唆する場となるとの観測が高まっており、通常ペースで8月末まで利上げをしたくないのならば、記者会見での発言に格別な配慮をする必要がありそうだ。

 欧州短期金融市場では、次の利上げが8月31日でなく8月3日に前倒し実施される確率が急上昇している。

 トリシェ総裁をはじめ、理事会のメンバーらはこれまで、経済成長が持続的なものになり、インフレリスクは過度に悪化せずに上方向の状況が続くというECBのメーンシナリオ通りに展開すれば、小幅な利上げを続けていくとのメッセージを堅持している。

 ECBの利上げは、昨年12月から直近の6月まで四半期ごとに0.25%ポイント刻みというパターンになっている。

 現在の政策金利は2.75%。理事会の開催回数で3回に1回というパターンで考えれば、次の利上げは8月3日でなく、8月31日になるのが本道となるのだが。

 アナリストの間では、ECBが利上げを加速させる理由はほとんど見当たらないとの意見が大勢のようだ。
 トリシェ総裁から数件の強い経済指標が出たからといって浮き足立つな、というメッセージが出されるかもしれない。
  8月31日までの間に、2Qの域内総生産(GDP)統計が発表され、最新のECBスタッフ予想もまとめられる。

 これらが着実な景気回復というシナリオが進んでおり現在の金利水準が有効か、インフレ懸念台頭でより積極的な引き締めが必要なのかを判断する材料になる。

 

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