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2007.11.03

放浪物件

 米国発のサブプライムローン問題の波及で信用収縮で金融市場が混乱しているが、国内不動産業においても今のところは潜在化しているものの3月決算時に向けて影響が出てきそうだ。

 地価上昇を背景として売り手市場が続いているが、REIT物件の予想利回りが想定を下回る収益率が多くなっている。
 完成した高額マンションの売れ行きも悪化し、夜間になっても灯がともらない部屋が以下に多いかを考えれば収益が確保できると考える方がおかしいかもしれない。
 完成したマンションの8割が売れ残り或いは居住者がいないという状況になっているとも言われる。

 販売した物件を購入し賃貸料を収益の尺度としている投資ファンドへの資金流入が細り始めたことから保有物件の収益性の見直しが進んでいるものの現金化できない物件が多く放浪物件になっているようだ。

 投資した物件を担保としたノンリコースローンローンを設定し、ローン債券を組み込んで証券化した金融商品を投資家に販売している構図はサブプライム問題とダブって見える。

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