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2008.02.10

底なし沼に底があるのか?

ポールソン財務長官の発言(9日)

 世界経済は長引く金融市場の混乱に直面していると指摘した。
 一方、米国経済がリセッションに陥ることはないとの見解を示した。

(7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)閉幕後に公表した声明)

 現在の金融市場の混乱は深刻で持続的だと指摘したうえで、金融市場が、ストレス局面から回復にするに伴い、リスク再評価が行われボラティリティが続くことを予想すべきだと述べた。  
 米国経済が2008年も成長を続けるとの見通しを示したが、その見通しがリスクに直面し、そのために財政出動が必要になったと認めた。

(その後の記者会見)
 米国の経済は今年、たとえ減速しても成長を続けるとの認識を示したうえで、わが国が成長し続けると信じている。
 成長していれば、リセッションに陥ることはないと述べた。  
 米国経済のリスクが下向きであることも認めた。

 住宅市場の調整、エネルギー価格高、資本市場の混乱が合わさって、目先の成長の重しになっていると述べ、来日直前に上下両院議会を通過した景気対策法案が不可欠な助けだとの認識を示した。
 短期的な下方リスクを考えると、明らかにわれわれには行動が必要だと述べた。

 ただ、米国型市場経済が世界に拡大したことによる世界規模の金融資産における信用喪失のリスクが解消されなくなっており、サブプライムからモノラインなど金融派生商品へのリスク拡大が止まる気配はない。米国経済への資金流入が止まれば米ドル暴落が起きる可能性があるものの米国経済を助けるために資金を投入するという思考に縛られ泥舟に乗るような愚行は止めるべき時期が来ている感じだ。資金の分散によるリスクヘッジが必要でG7がサロン化し、米国主導の流れに変化がおきる混沌とした経済情勢では損害を少なくする思考で資金の流れを読むことが大切かもしれない。
 底なし沼に資金を投入し一時的に底値を埋めても、支えが弱くメルトダウンが連続的に起きる為、場所を変えるしかない。

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