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700億スイス・フランの資本増強

 ハンス・カウフマン氏の試算
  (ジュリアス・ベア・ホールディングスの元エコノミスト)

 スイスの銀行監督当局が提案している資本規制が導入された場合

 銀行大手UBSとクレディ・スイス・グループは合わせて

       700億スイス・フラン(約7兆2900億円)

の資本増強が必要になる可能性があると試算した。   
 これはスイス銀行委員会のダニエル・ツーバービューラー委員長が挙げた数字を基に概算したものでUBSが400億スイス・フラン、クレディ・スイスが300億スイス・フランの資本増強が必要と見込まれるとのこと。
 想定される増資必要額については先に、スイス紙ゾンタークが報じていた。

 銀行委はスイスの2大銀行の自己資本比率引き上げと資本に対する資産規模の制限を望んでいるという。
 UBSはサブプライム住宅ローン関連で380億ドル(約4兆1000億円)余りの評価損を計上しており、これは同行の2007年6月末時点の株主資本の3分の2を超える。

 スイス国立銀行の先月のリポート
 UBSとクレディ・スイスの資産に対する資本比率は昨年、約2.5%に低下した。米国では少なくとも5%が求められると同中銀は指摘していた。

 UBSが2010年末までに自己資本率5%を達成するには今後2年間の配当を停止するか、バランスシートをさらに5000億スイス・フラン圧縮する必要があるようで方法によってはスイスフランへの資金流入が起きることとなる。

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