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2008.09.25

CDSが逆スパイラルリスクに直面

 クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は

     貸し手の金融機関を貸し倒れから守ること

を目的に発明された金融派生商品であるが、皮肉にもCDSは金融機関の株価と社債価格の下落をスパイラル的に増幅させ、結果的にリーマンの破たんやAIGの政府管理入りを促進させた。

 金融機関を破綻もしくは間際に追い込んでいくことで、1990年代の半ばに融資先のデフォルトへの保険としてアメリカで考え出されたCDSシステムが崩壊寸前となっている。

 米国の金融機関は自ら、CDSを通して信用力についての見方が相場に反映される仕組みを作ったところ、それが金融機関の首を絞め、まいた種を刈り取った形であり、栄枯盛衰の流れだ。

 CDS市場は金融機関破綻が相次ぐ中においては、金融機関が破たんする方に賭ける一方的な賭けの場になった。
 これは、取引相手のデフォルトを心配してヘッジするため、信用リスクについてゆがんだ信号が送られ、更に下落するという悪循環を生み出す。

 日本の金融機関が融資等を積極的にここ数日の間に実施しており、こうした市場への資金協力で参加するタイミングが最善かどうかは良くわからない。
 ただ、EU議長国のフランスはリップサービスだけの協力であることを見れば、これまでEUが影響を受けたサブプライム問題における信用喪失を考えれば当然なのかもしれない。

   

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