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2008.12.19

金利引き下げに効果なし

 日本銀行は金融政策決定会合で金利を0.2%引き下げ0.1%とする金融緩和策を打ち出した。

 これまでも目に付いた日本の金融政策の独立性が政治的な圧力に弱く、米国に追随下ポジションを取る場面が多く独立した機関しての信用は世界の金融関係者からは見られておらず日銀総裁の発言で為替相場がインパクトを受けるような動きは全くといってよいほど見られないという現実があり、金融政策が再び揺らいでいる様子が浮き彫りになった。   

 今回の会合終了後の声明では10月末に続く利下げと長期国債の買い切り額の積み増し、企業の資金繰りを支援するためのコマーシャルペーパー(CP)買い切りを決め、他のリスク資産の買い入れも検討すると発表した。

 国内外の景気は急速に悪化傾向にあり世界的な金融危機や他国中銀の相次ぐ金融緩和による内外金利差の縮小を背景に、約13年半ぶりの水準まで

     円高・米ドル安

が進行している。

 本来であれば購買力の高い通貨高となることが望ましいものの、足元では

     円高によるデフレや輸出競争力の低下

に対し、通貨安という対応しか手がない状態になっており、本来、金利を引き上げる時期を逸したのがそもそもの問題であり、円安時点でドル建て再建を円にシフトすべきであった。為替介入資金の手立てが限られコストも増加するという悪循環となってきており、日銀総裁を選出する際の混乱が尾を引いており、金融対策が後手に回っていることは皮肉なものだ。

   

 

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