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2009.03.02

インフレ誘発のリスクが内在

 サブプライムローンから派生し拡大している世界規模の景気後退の流れのなか信用市場の支援と景気再生を目指した米連邦準備制度理事会(FRB)の対策は

     インフレを誘発

し、今回の危機の終息後、早急に解決する必要のある

     諸問題を悪化させる長期的なリスク

を突きつけている。

 景気後退を止めるとの名目により、低金利で市場へ資金を供給することはインフレを招く劇薬となりかねず、資金の流れが情報の高速化により世界規模で行われることになり一極集中で資金が集まる恐怖がある。

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 プロッサー総裁(フィラデルフィア連銀)の講演(27日)

   場  所  ニューヨーク

 米国金融当局が政策金利をゼロ近辺に引き下げFRBの資産を2倍強の1兆9000億ドルに膨張させたことに関連し、当局は

     出口戦略を立案

して着実に融資を減らしていけるようにすべきだとの見解を示した。
 この講演は、エコノミストやほかの地区連銀総裁5人が出席した会合で発言したもので FRBはすでに

   バランスシートを拡大する非常手段

を行使していることに議会から批判を受けている。
 再び経済が拡大し始めても低金利と信用緩和を維持するよう政治的な圧力が掛かる恐れがあると述べ、FRBが時宜を得た形で緩和策を解除して物価安定を維持する中銀の役割を果たすことができなければ、インフレの高進を招きかねないと警告した。

 ローゼングレン総裁(ボストン連銀)も、同じく同会合に出席しており、米国経済が今年前半に著しく縮小するとの見方を示した。

 なお、、同総裁とプロッサー総裁は、今年下期中には経済成長が再開すると予測しており、今回の危機で供給した

    流動性がインフレを誘発

しないよう、利上げとバランスシートの縮小を開始する必要が出てくるだろうとの見解を示した。

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