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2009.04.19

EUの姿勢変化を促すリポート

欧州外交評議会(ECFR)のリポート
  欧州連合(EU)のシンクタンク

 EUは対中国政策において通商から人権問題に至るまでことごとく失敗しており、中国政府に対し

 強硬姿勢を取ると同時に中国を強くひきつける要素も必要

だと指摘した。

 ECFRによると、EUは経済・外交大国としてよりも、むしろ発展途上国としての中国に対応することで満足していた。
 一方、中国の戦略としてははEU内の亀裂を利用した積極的な外交を繰り返した。  

 EUが行っていた旧来のアプローチでは、中国が持つ力や欧州の弱点に巧みに付け込もうとする姿勢のほか、民主国家になることを拒否していることなどで陳腐化していると指摘した。

 EUは中国にとって最大の輸出先であるが、対中国貿易赤字は拡大している。

 こうした貿易不均衡問題に加え、チベットや台湾問題のほか、中国とスーダン、ミャンマーなどの国々との関係をめぐってもEUと中国の間には意識のずれが生じ摩擦が起きている。

 中国の外交・内政政策は欧州の価値にほとんど留意しないような形で進められおり、定期的に欧州の価値を無視し、あるいは損なうことさえしていると述べている。

 地政学的には放れており、意識レベルとしてはEUにとっては中国はロシアを牽制するためのカードの一つとなりえた過去の歴史があり敵対的なものでなかった。
 ロシア経済が後退期になる現在の状況から考えれば、目前の敵が居なくなり、そうした意識の転換を促すような内容に一時的に変化したものであり、ハンドルを少し切った感じだ。そのため、ロシア経済が回復すれば元に戻ることも考えられる。
 EU参加各国の意識の差は大きく緩い経済協力体制であり、誰がリーダーとなるかについては駆け引きが行われ当然ながらそうした歪を意識した外交を中国がとることは至極当然なこととなる。

   

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