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2009.08.27

空港の検疫で感染を防ぐことは不可能

 新型インフルエンザ対策として、厚生労働省が成田空港などで実施した検疫は、国内での感染の広がりを最大で半日ほど遅らせる効果しかないことが、オランダのユトレヒト大学の西浦博研究員(理論疫学)の研究で明らかになった。

 新型インフルエンザの感染力や診断の精度などに基づき、米国東海岸から成田に到着する航空機に対する検疫の効果を計算した結果、入国を食い止めることができたのは感染者の2割に過ぎず、検疫を実施しても、およそ半日たつと、実施しない場合と同程度に感染が広がる計算になった。

 本当に止めたいなら、渡航制限を実施し、流行国からの渡航者全員を潜伏期間中は停留させて、感染・発症の有無を見極める必要があるとしている。

 そもそも新型インフルエンザは飛沫感染で拡大するのではなく空気感染することから、感染者と同乗した航空機の乗客乗員は全て感染リスクがあり、航空機内の空気の洗浄等喪問題となり浮遊するインフルエンザウイルスの生存時間を考えた場合、機内清掃・整備等の労働者も感染するリスクがある。

 政治家の保身で、マスコミも同調した映像を流しただけで、実際問題、水際の対策は船舶時代の対応であり、航空機等における対策を行うのであれば渡航を禁止するしかない。ただし、相手国側からの報復措置もともなうため、致死性が問題となる場合だけの措置となるだろう。

 貿易制限の措置がとられた場合、穀物輸入に頼る日本では飢餓が現実化する可能性もあるのではないだろうか。

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"N95マスクというのは、米国国立労働安全衛生研究所の定めた「N95基準」の認定を受けたマスクのことを言います。もしかすると、もう生涯、使用することはないかもしれませんが、もしかすると、あるかもしれません。もちろん、一種類だけではなく、いろいろな種類のN95マスクがあります。新型インフルエンザに限らず、さまざまな感染性の飛沫を吸入しないようにするためのマスクであり、0.3ミクロンの微粒子を95%以上もカットする効... [続きを読む]

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