« カナダの7-9月期経常収支 | トップページ | 新型インフルエンザ(H1N1型)によって1000人以上が死亡 »

2009.11.28

1ドル=75円をめぐる展開は??

 三国事務所(格付け会社)の三国陽夫代表はブルームバーグ・ニュースが27日午後に行ったインタビューで、急激に円高が進んでいるドル円相場について

    1ドル=75円をめぐる展開

を視野に入れた方がいいと述べたという。

 その上で、円高は今後さらに進行し、1995年4月につけた戦後最高値(79円75銭)を更新することも考えられるとの見通しを示した。
  また、為替介入も考えられるが、米国は協調介入には応じる見込みは低く、日本の単独介入では効果はないと指摘した。

 米国の協調介入に懐疑的な見方をしている理由としては、オバマ政権は公約に掲げる雇用創出のためには米ドル安が必要と考えるためと述べた。

 また、円高が1ドル=75円を超えて進めば、日本の賃金が米国の賃金を上回り、企業は米国内で工場建設などの設備投資を行い、雇用を生み出せると説明した。

 米ドル・円相場は日米賃金水準の均衡点とみられる

    75円中心の展開になる可能性がある

との見解を示した。
 日本の通貨当局が単独で介入して円高が止まったとしても、米国経済は弱いままなので輸出主導経済には戻れないと指摘した。

 ただ、今回の通貨の大きなボラリティの変動はドバイの債務返済計画の延期が基点となっており、融資金融機関が欧州の大手金融機関等であり一気に信用不安が高まり、ソブリン債の下落を誘発し債券市場や株式市場に波及したものであり、早急に沈静化することが考えられる。
  
 日米賃金水準の均衡点の75円まで上昇する過程で輸入資源の下落の恩恵を織り込んだうえで内需拡大出来るような流れになれば国内企業への全体的な影響は少ないもののスピードが速ければ到達前に失速するため事実上はありえないだろう。
 
 また、日米賃金水準の均衡点の75円まで85円の現状からいえば1割強の差があり、需要喚起を目的とした賃金の1割上昇させれば85円が均衡点となるとも逆言えることともなり、賃金水準が低い現状に注目すべきだ。

 輸出製品の価値を過小評価し、低価格にして販売し利益を享受できていない戦略が一番の問題ともいえる。

« カナダの7-9月期経常収支 | トップページ | 新型インフルエンザ(H1N1型)によって1000人以上が死亡 »

One MileStone」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4817/46877462

この記事へのトラックバック一覧です: 1ドル=75円をめぐる展開は??:

« カナダの7-9月期経常収支 | トップページ | 新型インフルエンザ(H1N1型)によって1000人以上が死亡 »

はじめに


  • 当ブログ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する方の自己責任でお願いします。当ブログでは一切の責任を負いませんのでご了承下さい。
     
    人気ブログランキングへ
    にほんブログ村 為替ブログへ
    FXブログポータルサイト 「FXの庭」ブログランキング
       

記事検索


  • Google
    WWW を検索
    このブログ内を検索

    ジオターゲティング

MARKET TIME


  • fxwill.com

2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        

国別政策金利

最新スワップ表

無料ブログはココログ