« デフォルト問題に直面せず(EU) | トップページ | UAEの中央銀行が支援を表明 »

2009.11.30

EUは中国の政策を変更させることができない

 欧州の当局者は29日、中国国家発展改革委員会(発改委)の張平主任と中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁、謝旭人財政相、温家宝首相と会談したものの、昨年7月以来人民元を対米ドルで安定させている中国の政策を変更させることができなっかたと示唆した。   

 ユンケル首相兼国庫相(ルクセンブルク)の発言
   ユーロ圏財務相会合の議長を兼務

   要 件  南京での記者会見

 中国当局者は人民元が直ちに上昇した際の利益について、国民を説得することは困難だと説明した。
 人民元の上昇について、秩序立った緩やかな人民元の上昇が中国と欧州経済にとって最も利益になるだろう。

 欧州連合(EU)と中国がこの

    非常に困難な留意事項

についてまだ合意に達していないため、わたしはこれまでより楽観的になっていると言うことはできないと述べた。

 欧州の当局者は会談で通貨に関して自らのメッセージを率直に伝えたという。   

 ユーロ圏は景気回復の明確な兆候を示しているが、10年にユーロ地域で財政刺激策の大規模な撤回はないだろうと述べた。

 また、同首相は世界的にも、景気刺激策の撤回は時期尚早だと指摘した。

 

過去6カ月間に人民元相場は対ユーロで6.5%下落している。

 なお、中国は2008年7月以来、人民元のレートを1ドル=6.83元前後に据え置いており、人民元の安定が金融危機からの世界的な回復に貢献したと主張している。

 中国米ドル資産の規模を考えれば米ドルとのリンクを断ち切り、フローさせるような動きは取れないのは事実であるが、東南アジアでの人民元による直接取引や米ドル資産からの脱却の動きは強まっており資源国の企業等への米ドルの利用が拡大していることを見ればリスクマネーの米ドルを切り離していく動きはゆっくりと進んでいくことになりそうだ。
  
 ただ、産業革命により安価な製品と市場を求め植民地化を進めた英国の動きと同様な動きを強めていくことも考えられ注意が必要だろう。

« デフォルト問題に直面せず(EU) | トップページ | UAEの中央銀行が支援を表明 »

要人発言」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4817/46895926

この記事へのトラックバック一覧です: EUは中国の政策を変更させることができない:

« デフォルト問題に直面せず(EU) | トップページ | UAEの中央銀行が支援を表明 »

はじめに


  • 当ブログ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する方の自己責任でお願いします。当ブログでは一切の責任を負いませんのでご了承下さい。
     
    人気ブログランキングへ
    にほんブログ村 為替ブログへ
    FXブログポータルサイト 「FXの庭」ブログランキング
       

記事検索


  • Google
    WWW を検索
    このブログ内を検索

    ジオターゲティング

MARKET TIME


  • fxwill.com

2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        

国別政策金利

最新スワップ表

無料ブログはココログ