« EUの規則では自主的に救済に乗り出すことは規定されていない | トップページ | NZの7-9月期経常収支 予想より赤字幅が減少 »

2009.12.22

ユーロは過大評価

 欧州委員会は21日発表した四半期報告で、

    ユーロは過大評価

されているとし、一段の上昇は貿易と海外投資への依存が高い一部のユーロ圏加盟国に悪影響を及ぼす可能性があるとの見解を示した。

 経済危機からの回復は勢いを増しているものの、失業率が上昇し各国政府が財政出動による刺激策を徐々に解除する中、回復は後退する可能性があるとの見方を示した。

 ユーロ相場について

     推定の均衡相場

はユーロが強いことを示している。
 実質実効為替レート(REER)で7―8%程度過大評価されているとみられるとし、一段のユーロ上昇は、加盟国の中でも貿易や海外投資に対して一段とオープンな国にとって深刻な懸念事項となる可能性があると指摘した。

 また、中国の人民元について、持続的な多額の経常黒字と外貨準備の蓄積は人民元が大幅に過小評価されていることの証拠とし、固定相場制は

    資産バブルのリスク

と強めるといった形で中国の緩和的な金融状況を助長しているとの認識を示した。

 人民元の上昇は、中国の民間消費の押し上げや資産バブル回避につながるとともに、世界経済の不均衡是正に寄与するとした。  

 為替市場には

   キャリー取引を一因とするボラティリティ

が見られるとし、特に金融面の出口戦略が始まれば

   金利格差

が引き続き為替市場の主要テーマと公算が大きいとした。  

 EU域内の景気回復はペースが増しているものの、主に失業が要因となり不透明性が根強く、また、政府の財政面の刺激策解除に対する反応も不透明だとしている。

 ただ、中国人民元の上昇は資源の囲い込みの勢いを増すことにもつながるためインフレを引き起こしやすくなる可能性もあり、経済力の拡大が日本や世界に及ぼす影響は計り知れなくなる。 

« EUの規則では自主的に救済に乗り出すことは規定されていない | トップページ | NZの7-9月期経常収支 予想より赤字幅が減少 »

One MileStone」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4817/47083668

この記事へのトラックバック一覧です: ユーロは過大評価:

« EUの規則では自主的に救済に乗り出すことは規定されていない | トップページ | NZの7-9月期経常収支 予想より赤字幅が減少 »

はじめに


  • 当ブログ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する方の自己責任でお願いします。当ブログでは一切の責任を負いませんのでご了承下さい。
     
    人気ブログランキングへ
    にほんブログ村 為替ブログへ
    FXブログポータルサイト 「FXの庭」ブログランキング
       

記事検索


  • Google
    WWW を検索
    このブログ内を検索

    ジオターゲティング

MARKET TIME


  • fxwill.com

2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        

国別政策金利

最新スワップ表

無料ブログはココログ