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2010.02.12

財政赤字に苦しむEU域内各国の支援策等は不明

 欧州連合(EU)首脳会合がブリュッセルで開催され、最近の懸案事項となっているギリシャの財政問題で
     財政赤字の抑制
を命じ、同国経済状況をより厳重に監視することが必要との見解で合意し、会議を終了した。

 同会合は同時に、統一通貨ユーロにとって導入来11年で最悪の今回の危機の沈静化に向けて
     断固とした行動を取る用意
があると表明した。

 この会合では、ドイツのメルケル首相やギリシャのパパンドレウ首相、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁を中心に協議が進められたが、同国の債務危機に対する具体的な支援策を提示するには至らなかった。

 EUの今回の合意では、ギリシャをはじめスペインやポルトガルなど財政赤字に苦しむ域内各国を標的に新たな投機的攻撃があった場合のEUの対応については明確にされていない。
 首脳会議前の声明では、ギリシャに対し財政立て直しと国際通貨基金(IMF)の監視を受けることを求めた以前の呼び掛けと同様の内容となっていた。

 これを背景にギリシャ債相場は上昇した。
 一方、ユーロは具体的な支援策を提示されなかったことから懸案事項が必ずしも交代したとの確信が持てないことなどもあり売りが強まり下げた。

(要人発言)
 フランスのサルコジ大統領
 ギリシャ支援で欧州委員会とECBは強調することで合意したと述べた。

 ヘルマン・ファンロンパイEU大統領
 ギリシャに関して合意する事が必要等と述べた。また、雇用と社会面で成長が遅すぎるなど、ユーロ圏の危機に言及した。

 トリシェ総裁(ECB)
 ギリシャの追加支援措置表明は重要であり、ECBとEUは協力してギリシャ対応を監督する。また、必要に応じてEUが協調を確約したことを歓迎する等と述べた。

 ユンケル・ユーログループ議長

 ギリシャ支援の手段では協調が必要であるが、財政立て直しはギリシャ単独の責任となる等と述べた。 また、ギリシャ支援は無償支援ではない。ただ、ギリシャ支援の詳細は未定等と述べた。

 パパンドレウ首相(ギリシャ)
 すでにIMFに技術的支援を要請済みであり、ギリシャは一度もEUに対し追加支援を求めたことはない等と述べた。

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