« ポルトガルの財政赤字 | トップページ | 救済策の発動を要請 »

2010.04.24

中国に元切り上げを迫るとの観測

 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が23日にワシントンで開催される。

 中国人民元の切り上げ求める動きが強まっている。

 ガイトナー財務長官が今回の会合を元に関する
     米国の利益を高める手段
とするとの3週間前の発言から、各国当局者がこれに賛同している。
 インドとブラジルの中央銀行総裁は今週、元の上昇を支持する意向を表明した。
 国際通貨基金(IMF)と欧州連合(EU)諸国も同調して発言を行った。

 景気回復過程での中国の重要性を認識し近年の会合で為替レートの議題を回避していたG20が今回、中国に元切り上げを迫るとの観測が強まっている。
 元先物は22日に3カ月ぶりの高値に上昇した。

 世界同時不況の克服に向けて築かれたG20参加国の連帯感は
     ヘッジファンド規制
     銀行課税をめぐる意見

で対立が目立ち始めてきており亀裂が生じている。

 元高要請の成否は、G20が結果を出せるかどうかを見定める新たな試金石となると見られ結果によっては大きく週明け後の為替が動くこととなる。

 ただ、欧米が主導した元の単独高は米ドルを外貨準備として保有中国を狙った動きであり、中国が米ドルから人民元を活用した貿易取引の決済資金として活用するようになれば米ドルの使用割合が大きく低下していくことともなり、米ドル離れが加速することにもつながっていく。
 このため一時的には米国の思惑に流れるものの、米ドルから他の通貨へのシフトが強まり、経済ブロックごとに使用される通貨の力が大きくなることが考えられる。

 G20が米ドルが基軸通貨か滑り落ちるきっかけを作るのかもしれない。

    

« ポルトガルの財政赤字 | トップページ | 救済策の発動を要請 »

One MileStone」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4817/48164711

この記事へのトラックバック一覧です: 中国に元切り上げを迫るとの観測:

« ポルトガルの財政赤字 | トップページ | 救済策の発動を要請 »

はじめに


  • 当ブログ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する方の自己責任でお願いします。当ブログでは一切の責任を負いませんのでご了承下さい。
     
    人気ブログランキングへ
    にほんブログ村 為替ブログへ
    FXブログポータルサイト 「FXの庭」ブログランキング
       

記事検索


  • Google
    WWW を検索
    このブログ内を検索

    ジオターゲティング

MARKET TIME


  • fxwill.com

2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        

国別政策金利

最新スワップ表

無料ブログはココログ