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2010.09.12

ソブリンリスクへの対応(IMF)

 国際通貨基金(IMF)のリポート(10日)ranking
   エコノミストが20カ国・地域 (G20)の当局者向けに作成
 世界的な景気回復に対する
   リスクは増大
しており、市場は政府債務の増加に引き続きranking
   極めて敏感

に なっていると指摘した。   
 IMFでは今月4-5日に韓国で開催された会合向けに用意したリポートで、多くの先進国が抱える
   ソブリンリスク
と金融部門が依然として弱いことが景気回復の重大なリスクになるとの見解を示した。ranking 
 10日に公表された同リポートによれば、今年7-12月(下期)と来年1-6月(上期)は成長が鈍化する公算が大きいとしている。

 一段と力強い回復には先進諸国での
   民需拡大
やアジアの新興国を中心とする
   経常黒字国の純輸出の減少
が必要だとしている。 ranking  

 なお、IMFは経済成長が当初の予想を下回っても、各国は2011年に財政赤字の削減に着手するよう勧告した。
(財政赤字の内容、特にソブリン債券の購入先を考えると各国の事情はまったく異なるため、一様な基準で勧告するのには疑問が残る。)

 成長が顕著に減速する兆しが表れた場合に
   金融政策が最前線の防衛手段
になるだろうと解説した。ranking
 また、国際金融市場の最近の動きは
   金融部門の修復
と改革の加速に加え
   強固な国際金融システムの構築が急務
であることを強調していると指摘した。ranking

 新興国・地域の成長見通しは今後も力強いが、先進国の回復は脆弱だと付け加えている。

 ただ、欧米的な思考に基づくリポート内容であり、アジア等の新興国の純輸出の減少が起きる場合には輸入国である欧米はそれまで輸入してきた商品を何処から手当てするのかが問題となる。ranking
 
 当然、価格は上昇するであろうし、それより前に輸出国であるアジア得に中国が輸出価格を引き上げるような人民元相場に引き上げ等を行えば、通貨の価値が高まり、中国にとって輸入価格の下落により資源の買占めやアフリカや中南米への資源開発投資が加速し、保有する米ドルからのシフトを加速することが考えられ米ドルは暴落する可能性が高まるだろう。
ranking
(この場合に、日本が単独で米ドルを支えるような円安シフトを取ることは自殺行為に他ならない。米国の経済後退が止まらなくなった場合に、米国債券を購入するような政策を取らせるようにマスコミを利用した影響力を米国が行使することも考えられる。)ranking
 
 この場合に、日本が円安シフトで輸出企業のみの競争力を維持する政策を取れば、利益を海外の取引先に移すことを意味しており、鉄鋼や石油化学等素材関連産業へのダメージがより大きくなることが考えられる。
 価格競争力のある製品はそれなりの価格を維持することが本来は必要であるが、日本の企業は経済論理からは逆の動きをこれまで行っており、技術開発力を軽視し有益な人材の使い捨てが甚だしい限りだ。

 逆に切り捨てられた人材や技術を利用するため中国や韓国の企業が採用し適切な処遇をした結果が企業の発展を支えているようだ。
ranking
 
 特に注意が必要なのは金型産業の人材の中国企業等への移転だろう。意識しているのかしないのかは不明だが、日本の大企業の足元が軟化する危険が迫っているのは明らかであり、価格を無分別にして引き下げる思想が自らの首を絞めることになるだろう。
ranking
 
 いくら絞っても乾いた雑巾からは水は出なくなり、仕舞いには雑巾が引き千切れることを忘れている。ranking
 

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