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2010.10.23

インフレ率を引き上げるための物価水準目標にも否定的な考え

 バーナンキFRB議長は8月27日に景気回復の継続を確実にするため
    あらゆる可能な手段を講じる
と表明している。

  米国通商代表部(USTR)の次席代表を務めた経歴のあるフィッシャー総裁は今週、ニューヨークでブルームバーグとのインタビューに応じた。ranking 

 フィッシャー総裁(ダラス連銀)は、連邦準備制度理事会(FRB)の行動はその内容にかかわらず、他に影響を与えることを認識しなくてはならないと述べた。
 そのひとつが米ドルであり、多国の通貨に対する米ドルの価値が影響を受けるものである。

 また、ドルに影響を与えるのは連邦準備制度の行動だけではないと述べ
    長期的な財政状況も影響を及ぼす
と指摘した。

 ただ、フィッシャー総裁は
    さらなる金融緩和の効果を疑問視
する連銀総裁4人のうちの1人だ。

 なお、同総裁は
    物価水準目標の導入
を試みたのは1930年代のスウェーデンだけだと述べ、こうした協議はするだろうが、米国民にとっては非常に混乱を招くものと述べた。
 物価安定と最大限の雇用確保という二つの責務の中で、議会は連邦準備制度に対して
    雇用水準目標を
設けるよう訴える可能性がある。
 個人的にはインフレターゲットには賛成だが、議会がそれを認めるとは考えられないと話した。 ranking 

 なお、フィッシャー総裁は来年の連邦公開市場委員会(FOMC)で議決権を持っている。

 さらに同総裁は、インフレ率を引き上げるための物価水準目標にも否定的な考えを示した。
 一部の当局者はインフレ率の低下が実質的に借り入れコストを引き上げ、景気減速の脅威となると懸念を抱いている。

 フィッシャー総裁、カンザスシティー連銀のホーニグ総裁、フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁、ミネアポリス連銀のコチャラコタ総裁が追加金融緩和策の効果について懐疑的な見方を示している。

 

 次回連邦公開市場委員会(FOMC)は11月2-3日に開かれる。 ranking 

   

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