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2011.08.10

チキンゲームにECBは敗れた

 ステファン・コレク氏(ストラテジスト)の9日付けリポート
    ウニクレディト(イタリア)
 欧州中央銀行(ECB)が
   スペインとイタリア国債の購入
を開始したことで、ユーロ圏各国の議員との
   チキンゲーム
に敗れたことになると指摘した。
 
  
 
 ECBはスペイン債とイタリア債の利回り上昇を受けて
   両国債の購入に追い込まれ
18週間休止していた債券購入を再開した。
 これは自ら財政を調整するよりも、中銀による
   債務の貨幣化
を望んでいた各国政府との睨み合いに敗れたことになると分析した。

 財政難国の国債利回りを長期的に持続可能な水準に押し下げるために、ECBは
   最終的に紙幣を印刷
することが必要になるかもしれないと指摘した。

 さらに、ECBが債券購入とともに金利を引き下げても
   成長減速
   債務負担拡大

を警戒する投資家は欧州諸国の国債購入に慎重な姿勢を維持する可能性があると付け加えた。

 ECBの欧州周辺国国債購入の意向表明は
   欧州各国政府の勝利
と見なされ、ECBに対する独立性のある金融当局としての評判を失いつつあると述べた。

 ただ、欧州構成メンバーである各国政府がゲームの勝者となるかどうかは明白でないとも付け加えている。

 

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 ・ バーナンキのFRB
 ・ LTCM伝説―怪物ヘッジファンドの栄光と挫折
 ・ エンデの遺言 ―根源からお金を問うこと

  

まとめ
 かつて米国のFRBのグリンスパン議長(当時)がアジア通貨危機の影響で投資会社LTCMの破綻で米国経済へのダメージを恐れ、配下の金融機関に清算処理をさせて金利を引き下げたパイプを締め忘れたのがサブプライム問題の元凶だ。

 LTCM破綻による米国経済単体での金融不況での損失を恐れた結果、世界に金融派生商品に含まれたリスクが拡散し100倍以上の損害が約10年後に表面化した。

 今回欧州で通貨供給を増やす措置がとられたが、インフレが起こる懸念が高まりコントロールを失敗すれば更に大きな金融機関の信用失墜を招きかねない。

 

今日の気になったニュース
 毎年恒例の自動車の祭典
    モントレー・カー・ウイーク
がカリフォルニア州で15-21日に開催され、希少な自動車や富裕層のオーナーらが集結する催しだが、自動車オークションではトラ狩りのために特注されたロールスロイスや予想価格1300万ドル(約10億円)のフェラーリ、俳優スティーブ・マックイーンが所有していたオートバイなどが注目を集めそうだという。

 なお、競売会社のグッディングとボンハムが自動車やオートバイ、記念品として価値のある品々500点以上を出品する予定。

  

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