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2011.09.08

経済活動は一部地区で減速あるいは後退(ページュブック 米国)

 米国連邦準備制度理事会(FRB)が7日発表した
   地区連銀経済報告(ベージュブック)
によると、一部地域で経済活動が下降したことが明らかにされた。
 消費者が支出を控えたほか、製造業の生産も抑えられた影響のようだ。

 ベージュブックでは、いくつかの地区は、最近の株式市場での変動性や景気不透明感の高まりで、多くの調査先が
   短期的な見通しを下方修正
したか、もしくは一段と慎重な姿勢を示したと指摘した。

 バーナンキFRB議長は8月、経済活動が予想よりも弱いと指摘したうえで開催を延長していた9月20-21日の連邦公開市場委員会(FOMC)で
   成長を押し上げ
   失業を減らすため

の手段について話し合うことを明らかにした。
 ただ、ワイオミング州ジャクソンホールで講演した議長は、具体的にどういった手段を利用する可能性があるかについては言及していない。

 これまでベージュブックは、FOMC会合の2週間前に発表される。

 今回の報告の対象期間は7月半ばから8月26日までで地区連銀の管轄である12地区のうち7地区は、事業環境について前回の報告時よりも悲観的な見方を示した。

 アトランタ地区は経済について
   拡大ペースは非常に低調
と説明している。
 また、クリーブランド地区では
   成長は緩慢
とし、ニューヨーク地区は
   停滞
と指摘した。
 また、シカゴ、リッチモンド両地区は、経済活動は減速と報告している。

 ボストン、フィラデルフィア両地区は
   まちまち
と指摘した。
 フィラデルフィア地区は全般的に幾分か弱まっており、一部では成長が停止、あるいは下降したと報告した。

 なお、残りのセントルイス、ミネアポリス、カンザスシティー、ダラス、サンフランシスコの5地区は、経済は緩やかに成長ないし、わずかに拡大と説明した。  

        

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ひとこと
 米国経済の後退がやや顕著になり始めたようで、FOMCの開催を遅らせ、経済の底を固めるための対応を練る時間的な余裕が必要であったのだろう。
 2週間後に開催される会合の結果が当然ながら経済浮揚に関する内容になるのは明らかであり、経済環境の悪化を示す指標が出揃うのを待ったということだ。
 
 ジャクソンホールでのバーナンキ議長の発言では対応等に関する具体策が示されておらず、市場に不安心理を引き起こして米ドルが下落したが、今後の対応では逆に浮揚策にシフトしインフレ傾向を強めたものになるだろう。
  
 

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