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2011.12.31

虎の威をかる狐

 朝鮮中央通信によると
   北朝鮮の国防委員会
は30日、韓国の
   李明博政権
と正日総書記の死去をめぐる
   弔問を制限したことを理由
に永遠に付き合わないと宣言した。

 国防委は北朝鮮の国家機構の統括機関で、報道官ではなく委員会としての声明は異例のこと。
 声明の効果として
   韓国の対北朝鮮世論分裂
をあおり、李政権を揺さぶる狙いがあると見られる。
 また、これまで金総書記にのみ使っていた
   偉大な指導者
との表現を、初めて正恩氏に使用した。

 韓国を含む世界に対しては
   我々にいかなる変化も望んではならない
と主張した。

 同通信はこの日、哀悼期間が29日に終了するまでに北朝鮮の延べ
   約2億6000万人
が弔意を表したと伝えた。
 この数字は弔問所などの来訪者数を指すとみられる。

 ただ、北朝鮮の人口は
   約2400万人
と見られることから10倍以上に水増しで、韓国の人口の4倍、日本の人口の2倍と大きく水増しの数字を出している。
 嘘でうそを集めるテロ国家の情報の水増しでしかなく、軍事力や核兵器なども同様のものだろう。北朝鮮軍の暴走が起きたとしても初戦は寝に耳水の状態で韓国軍が押されるが、近代化した韓国軍だけでも侵攻する北朝鮮軍など1週間程度で殲滅、無力化は容易いと考えられる。  

 金正恩体制に移行後直後において世襲制を嫌悪する中国が地域的な不安定化の排除を優先した結果、中国と良好な関係が維持できていることで韓国李政権が行ってきた経済制裁への脅しとして強く出ると決めたようだ。
 

 北朝鮮の声明を受けて、中国外務省の
   洪磊副報道局長
は同日の記者会見で
   南北関係が改善し、和解と協力が推進されることを支持
すると述べた。
 中国のリップサービス程度の発言が北朝鮮の増長を引き起こしている。
 中国政権としては東北地域の国内に居住する朝鮮族への避難民等の流入などを考え地域的な不安定化を排除する意識が優先しており、国内の少数民族問題に頭を悩ます中国としてはこうしたアプローチは致し方ないのかもしれない。

 北朝鮮の対韓国窓口機関
   祖国平和統一委員会
は31日、声明を発表し
   金正日総書記死去をめぐる弔問
を制限したなどとして韓国の
   李明博大統領
を非難し
   これまでの大罪について謝罪
しない限り、南関係では何も望めず、災難しかもたらさないと述べ
   北朝鮮軍と人民の最終結論
だと批判をエスカレートさせ、やむを得ず
   最終決着
をつけるしかないと警告した。(参考 ラングーン事件
 中国も北朝鮮が実行したラングーン事件を意識する必要がある。軍事的な成果もなく最高司令官についた金正恩だが、軍の信頼を得るため10年3月26日に発生した韓国哨戒艦艇・天安の船体破断・沈没や同年11月23日に北朝鮮軍が韓国西海岸の延坪(ヨンピョン)島を突如砲撃を行うなど軍事的な挑発行為を行う流れがエスカレートする危険が高い。こうした情報を中国が把握できたとしても情報網が寸断されるリスクを取ってまで止めるかどうか疑問が残る。

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