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2011.12.18

円の人気があるうちに円を印刷機で刷って海外投資家に売りまくる策

 イタリアのモンティ政権がまとめた緊縮策と成長促進策から成る
   総額300億ユーロ(約3兆400億円)の緊急措置
が16日夜、議会下院で
   賛成402、反対75
の賛成多数で緊急措置を最終承認した。
 なお、同措置は、上院は21日に審議入りし、23日に採決する予定で承認される見通し。

 下院はベルルスコーニ前首相率いる「自由国民」、民主党はいずれも賛成に回った。

 モンティ首相は、下院での最終採決に先立ち、緊急措置がなければ、全国民の貯蓄と代々積み上げられてきた
   福利を危険にさらす
ことになる。
 国民の所得が消え、年金と公的医療制度が脅威に直面する恐れもあると訴えていた。
 また、同措置がイタリアを債務危機から守り、記録的な水準に膨らんだ
   借り入れコストの押し下げ
につながると強調した。

 緊急措置には
   年金制度改革
   居住用不動産への固定資産税の復活
   成長促進策
   脱税対策 など
が盛り込まれている。  

 イタリア財務省が14日に実施した5年債入札では落札利回りが 6.47%と、約14年ぶりの高水準に達した。
 12年には約2000億ユーロ相当の国債償還を控えている。

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ひとこと
 イタリアの国債の利回りが上昇していることは起債しても手に出来る資金が低下しており、返済時の資金の拡大につながると言うことだ。
 対する日本の円高では、日本政府の財政悪化が酷くとも
   リスクヘッジ
に円を買う
   海外投資家の勢力が多い
と言うことに注目したい。
 円の下落や日本国債の下落と言うリスクがあるのに低金利でも円を信用している奇特な海外投資家がなんと多いかを考えてみよう。

 需要が強いのに、利益の上乗せをせずに薄利多売で儲ける志向が強すぎる日本の経営者の影響でもある技術の安売り同様に円高を利用することすらしない。
 人気のある円であれば
    造幣局で円紙幣を大量に刷って
海外投資家に売り、交換した外貨で海外の資源会社を買い漁ればなお良いことだ。

 先のバブル時に海外不動産や映画会社に投資した企業は戦略的な思考が弱く、投資額に見合った利益の算数、リスクによる損害の内在すら出来ておらず、敗退した。

 中国政府が官民一体で人民元で得た外貨を活用し南米やアフリカの資源開発と消費市場の獲得、資源開発時の資源流通網の確保を目的にインフラ整備資金を投下するなどの動きや、豪・米・カナダなどの資源会社へのM&Aなどによる囲い込みなどを経済変動に関係なく水面下での活動を継続させている。

 日本では商社がこうした動きを継続させ国益の最大化に寄与しているが、薄利多売に慣れきった輸出関連企業の経営者の発言を聞くと国益を阻害するものばかりだ。
 政治的な圧力を強める主力はこうした経営者ばかりであり
   膨れ上がる為替介入資金
で得た米ドルは膨れ上がるが活用が出来ていない。
 為替介入の資金が国の借金で増加するというスパイラルであり、逆回転させれば国の借金など大幅に減少するが
    米国を中心とした海外政府の圧力
に屈して
    国民への税負担の強化
    社会保険料の値上げ
しか行えない女衒のような政治家が大手を振ってマスコミの出て発言し、国民の意識をこうした矛盾に向けないようにしている。

 こうした経済では円介入で円安シフトを目論むよりも
    低金利の円ファンド
を100兆円も起債して外国投資家に売り、外国政府に従順な日本の大手メディアを使って
    財政赤字の深刻化
を煽れば、イタリアが現状困窮しているような起債時の金利上昇となり、円が75円から100円割れまで下落するだろう。

 こうするだけで市場から円ファンドを買い戻せば約33.3兆円の為替差益が出る。また、保有する100兆円(為替介入で所有した米ドル)を超える米ドル資産でヘッジを掛けることにもなり、リスクを取る事もないだろう。
 また、買い戻す債券も金利が上昇しておれば安価に買い戻すことが出来るため、費用はもっと少なくて済み利益の拡大化が図られるだろう。

 米ドル売りで米国債券の下落を考えてみれば、日本も現在の行動とは逆の行動をとれば簡単なことだ。

 また、円の下落により輸出産業も息を吹き返すこととなるが、こうした場合に価格競争力がついたとしても外貨での価格を固定すれば円安分だけ利益の上乗せとなり企業体力の強化につながるだろう。
 ただ、薄利多売の経営者だと市場のシェアを広げようと需要の先食いを画策するため、円安の意味がなくなる可能性が高いのが一番問題だ。

   
   

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