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2013.07.21

財政健全化よりも成長を優先、緩和解除に慎重期すと約束(G20)

 モスクワで19─20日の2日間にわたり開催された
   20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議
は、世界経済が
   依然弱過ぎる
として、財政健全化よりも
   経済成長を優先
する姿勢を示した。

 なお、金融緩和政策を縮小、転換する場合は金融市場に不安を与えないよう慎重を期すと約束した。

 
 

 G20閉幕後に発表した声明では
   日米の緩和政策の効果
を認めた。一方、ユーロ圏の景気低迷や新興国の景気減速を指摘している。

 われわれの政策対応は下方リスクを抑えるのに寄与しているが、依然高止まりしているとの見解を明らかにし、金融市場のボラティリティが高まり、金融の状況はひっ迫しているとの認識を示した。

 

 今回のG20会議は、米国経済が回復基調となる一方で、中国の先進国への輸出エンジンが失速してきている。
 また、、日本の脱デフレ策はまだ脱出速度に到達しておらず、ユーロ圏の需要は雇用創出を伴う回復を維持するには十分でないという状況で開催された。

 議長国ロシアの
   シルアノフ財務相
は閉幕前のロイターとのインタビューで、G20の政策責任者が
   財政健全化目標
を棚上げにし、成長や、市場の混乱を最小限に抑えた
   緩和政策の出口戦略
の方を重視したと述べ、一部に、成長確保が先決との意見があったことを明らかにした。

 

 同財務相はメディアのインタビューで
   もちろん成長は期待できる
が、すぐにというわけにはいかず
   債務は膨らみ続けるだろう
と述べ、財政健全化は引き続き最優先事項であるべきとの見解を示した。

 

 G20会議では、米国と欧州中央銀行(ECB)が
   低金利政策を継続する方針
を表明したという。
 同相は量的緩和について問題は、どれだけの期間それが続くかだと述べた。

 
 

 G20会議の声明では長期にわたる金融緩和のリスクや意図しない副作用に留意しなければならない。
 また、金融政策を将来変更する場合は引き続き、明快な意思疎通をもって慎重に調整すると表明した。

 

金融フローの過度な変動や為替レートの無秩序な動きが経済・金融の安定に悪影響を与えたと指摘し、金融市場の状況を注意深く監視する方針を示した。

 
 

 シルアノフ財務相は、各国が中国の動きを見守るだろうと指摘した。

 

 2日間のG20会議では、米連邦準備理事会(FRB)が緩和縮小シナリオを示したことについて多くの時間が割かれた。

 

 

ひとこと
 量的緩和策の経済へのインパクトが大きくなっており、市場創造の流れを作り出している。実体経済における消費活動が市場への政策的な資金の投入を控えていくといった段階まで進めることが重要になる。

 薄利多売が「善」といった思考が植えつけられたことが日本の活力阻害となっている。技術や技能などの価値を尊重し付加価値のあるマネの出来ない製品を市場に流し、量よりも質に重点を移した製品群を市場に投入することが重要だろう。

 

 薄利多売を善とするような経営者が市場を跋扈していては、国力の向上など望めず、企業や国民が本来保有する労働力や技術・技能の価値を安売りするような経済は邪道そのものというべきであり、経済の総合力は強まっても、内部の想像力や国民の体力が低下するだけで自滅経済とも言うべき状態だ。

 製品の価値を本来持ちうる価値よりも安値で販売することは欧米等に媚びて働くようなものであり「奴隷国家」ともいうべきものだ。
 技術や技能を付加した製品の価値をより高めて販売できるように市場を創造していくべきだろう。

 

 

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