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2013.09.25

ECB要人の追加長期資金供給オペ(LTRO) 実施に関する発言が相次ぐ。

 欧州中央銀行(ECB)の
   ドラギ総裁
が23日の欧州議会証言で
   追加長期資金供給オペ(LTRO)
を実施する用意があると発言した。

 

 ECBは2011年終盤から2012年初旬にかけて
   2回のLTRO
を通して約1兆ユーロの3年物資金を供給した。

 この結果、市場の過剰流動性は8000億ユーロを上回る水準に増加した。

 

 その後、銀行による
   早期返済
が始まり、過剰流動性は低下している。

 今週の早期返済は5月以来の高水準となる約80億ユーロとなったため、過剰流動性が予想より速いペースで減少する可能性も出てきた。

 

 なお、ECBはリファイナンス金利を現在0.5%に設定している。

 

 ECBは、過剰流動性が2000億ユーロまで低下すると、短期金利がこの水準近辺に向けて上昇し始めるとの見方を示している。

 
 
 
 

 市場ではECBが近く同オペを実施するのではないかとの観測が高まるなか、24日はECB高官から
   具体的な措置
は協議していないとの発言が相次いだ。

  
 

 フィンランドを訪問している
   クーレ専務理事
は、フィンランド中銀での記者会見で、ECB理事会は流動性が確実に潤沢であり続けるようコミットしていると発言した。

 LTROが短期金利抑制に向け1つの選択肢になるかとの質問に対し
   LTROは可能な手段の一部
との考えを示した。

 ただ、ECBが措置を講じる必要が出てきた場合、どの手段が適切となるかについて特に協議は行われていないと続けた。

  
 
 

 ECB理事会メンバーの
   ノボトニー・オーストリア中銀総裁
は、追加的措置を取る必要があればECBには
   追加の資金供給
など実施可能な政策ツールはあると述べた。

 なお、追加のLTRO実施の可能性については、われわれが保有する手段を全て明らかにすることは大事なことだと続けた。

 
  
 

 スペイン訪問中の
   コンスタンシオECB副総裁
は、われわれは
   特定の政策手段
にコミットしているわけではない。

 複数の選択肢が検討されていると述べ、経済統計により正当化されれば利用できる手段を有していることを思い起こさせる必要があると続けた。

 
 
      

ひとこと

 ECBの思惑通りに市場の投資家が反応するかどうかだ。政策としてはまだ固まっていないが、要人の発言で方向性をコントロールできれば一番安価に経済の流れをコントロールできる。

 ただ、思惑通りに進まなければ修正として発言することで信頼性が崩壊するのを防ぐ動きもあるだろう。

 
 
   
 

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