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2015.05.17

コーカン族武装勢力との戦闘が継続(ミャンマー)

 

 AFP通信などは、ミャンマー連邦議会が15日、国軍と
   コーカン族武装勢力
の戦闘が続く北東部シャン州コーカン地区に発令されている非常事態宣言について、ミャンマー政府が求めた90日の期限延長を承認したと伝えた。

 

 2月9日に国軍とコーカン族武装勢力の交戦が始まったコーカン紛争では、戦闘の激化を受けてテイン・セイン大統領が同17日、コーカン地区に非常事態宣言と戒厳令を発令した。

 これまでの戦闘で国軍、武装勢力双方合わせて200人以上の死者が出ている。

 

   

 
 
 
 
 

ひとこと

 

コーカン地区の多数派である「コーカン族」は、約400年前に中国の明朝末期に満州族の支配が拡大したことで迫害されて雲南省まで逃げてきた民族で、1644年(崇禎17年)に
   李自成
の反乱軍が北京へ入城したことにより崇禎帝(明朝第17代(最後))が自殺したのち、永明王朱由榔(永暦帝 南明第4代(最後))は唐王朱聿鍵(後の隆武帝)や福王朱由崧(後の弘光帝)と協力して明の遺臣による南明政権を樹立した。

 隆武帝が南下して攻撃してくる清軍に捕らえられ処刑されると肇慶(現在 広東省)に逃れて皇帝に即位し、永暦と改元した。

 その後は鄭成功の協力を得て、広東省から広西、貴州、雲南地区を勢力下においた。

 

 やがて清軍の攻勢を受け支配地域は縮小し、1650年(永暦4年)に桂林が陥落すると華南各地を放浪しながら1659年(永暦13年)にビルマ(現在 ミャンマー)に逃れた南明朝の皇族・高官等の関係者が起源といわれている。

 ただ、そうした正統派ともいえるコーカン族に加え、四川省から流入した人たちが含まれる形跡もあるという。

 また、また第二次世界大戦後に中国雲南省から移住し、そのまま現在に至るまで住み続けている中国人も「コーカン族」と自称している。


 
 
   

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