ギリシャ政府が一段の改革を実施するのでなければ、ギリシャ支援を提供することは難しいとの姿勢
国際通貨基金(IMF)はユーロ圏諸国が
ギリシャの債務負担を軽減する措置
に合意し、ギリシャ政府が一段の改革を実施するのでなければ、これ以上のギリシャ支援を提供することは難しいとの姿勢をあらためて示した。
IMF当局者が30日の非公開の電話会議で、IMFはギリシャの債務が中期的に持続可能で
1年分の予算
について完全に資金手当てができていない限り、新たなギリシャ向け融資プログラムを支持しないと述べたという。
新たな融資を行う前に、ギリシャの債務救済に関するユーロ圏諸国からの明確かつ具体的なコミットメントを求めると当局者が語った。
また、債務再編について欧州諸国はまだIMFと詳細な協議をしてはいないと付け加えた。
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