中国人がモスクワ周辺の不動産を大量購入
ロシアメディア・スプートニクが15日、昨年末から、中国人のロシア住宅市場での動きは異常なほど活発化しており、特にモスクワ周辺の価格の安いマンションに人気が集中していると報道した。
ロシア中国分析センターのサナコフ所長は「中国人の関心がこれほど集まるとは予想していなかった」と語った。
これは短期的な現象だと考える。中国の株式市場が急騰したことで、多くの中国人が余剰資金を持つようになり、使い道を考えるようになったため、目を付けたのがロシア不動産市場への投資だと分析した。
ルーブル切り下げにより米ドル建ての不動産価格が大幅に下落したことが背景。
ただここにきて、中国の株式暴落により対ルーブルレートも落ち着いた。
中国人の活発な動きは急速に弱まるはずだと指摘した。
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