中国がユダヤ人保護に貢献したかのように国際社会に偽装したアピール。
中国では戦前に欧州を追われ、シベリヤ鉄道を経由して上海に逃れてきた3万人近いユダヤ難民の資料を「世界記憶遺産」として国連教育科学文化機関(ユネスコ)に登録する申請作業がで進んでいる。
ただ、ユダヤ難民は旧日本軍が当時、上海北部の日本人居留区に
「無国籍難民隔離区」
を置いて保護した経緯がある。
中華民国の国民党軍との間で交戦中であった中国大陸において蚊帳の外に遭った中国共産党軍が、こうした事情をほぼ封印し、「抗日戦争勝利70周年」の一環として、中国がユダヤ人保護に貢献したかのように国際社会にアピールする考えとみられる。
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