オーストラリア準備銀行の金融政策四半期報告書
オーストラリア準備銀行(中央銀行)は7日公表した金融政策四半期報告書で、来年の平均成長率予想を引き下げた。
ただ、景気が改善しつつある兆候が増える中で失業率はピークに達しているとの認識を示した。
豪中銀ではここ数カ月間の国内経済のデータは全般にプラスとなっていると指摘した。
失業率について、向こう1年半程度にわたって従来予想をやや下回る水準からほぼ横ばいにとどまり、その後需要の伸びが上向くのに伴い2017年を通して低下すると現時点では予想されていると説明した。
中銀はこの3カ月、政策金利 を過去最低の2%で維持している。
然しながら、今回の報告書は据え置き期間がさらに延びる可能性を示唆している。
労働市場の改善と通貨安で、追加の景気刺激策を求める圧力が和らいでいる。
報告書によれば、豪中銀は16年の平均成長率予想を2-3%と、5月時点の2.5-3.5%から引き下げた。
今年2月と5月の利下げ効果がなお経済に浸透しつつあると説明した。
【イーザッカマニアストアーズ】にアクセス。
« 英国の6月の鉱工業生産 想に反して前月比で減少 | トップページ | 7月米雇用者数 21万5000人増 なお、失業率と労働参加率は横ばい »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 現地調整役を逮捕(2017.02.21)
- 米副大統領 NATOに国防支出の増加を要求(2017.02.21)
- 石油輸出国機構(OPEC)との協調減産に踏み出せないロシア(2016.02.16)
- 欧州の債券 スプレッド拡大は、パニックに陥る理由というよりも投資機会(2016.02.16)
- 新たな下振れリスクとして金融市場の波乱が経済を脅かす兆候?(2016.02.16)
« 英国の6月の鉱工業生産 想に反して前月比で減少 | トップページ | 7月米雇用者数 21万5000人増 なお、失業率と労働参加率は横ばい »
コメント