ギリシャのチプラス首相が辞任
ギリシャのチプラス首相はテレビ演説で、今こそ、ギリシャ国民は自らの意思を示す必要があると述べ、あなた方国民の投票により、ギリシャに待ち受ける厳しくも希望ある道を誰がどう率いていくのか、あなた方自身が示すことになると続けた。
投票により、われわれ全員を判断するのだと語りかけ解散総選挙を実施するため、辞意を表明した。
第3次救済をめぐる議会採決で、自身が率いる急進左派連合(SYRIZA)から造反が出たことを受け、求心力の回復を狙うものとみられる。
演説終了後、官邸を後にしたチプラス首相は辞任を申し出るため大統領の元へ向かった。
なお、首相は演説中に総選挙の日程には触れなかったが、政府当局者は先に、9月20日に実施される可能性があると述べていた。
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