トルコ軍が米国主導の「有志連合」の軍事作戦に初参加
トルコ外務省は29日、トルコ軍が米国主導の「有志連合」の軍事作戦に初参加した。
イスラム教スンニ派武装過激派組織「イスラム国(IS)」拠点への空爆を実施したと発表した。
空爆は28日に行われ、作戦地域はシリア北部とみられる。
トルコは「イスラム国」との全面衝突を避けたい思惑などから有志連合参加に消極的だったが、国内でのテロ攻撃の発生を受け方針を転換させた。
トルコは先月下旬、東南部で「イスラム国」による爆弾テロが発生したのを受け、トルコ単独で「イスラム国」拠点への空爆に踏み切っている。
「イスラム国」支配地域と接するトルコの参戦で、一進一退の戦況が打開される可能性がある。
一方で、「イスラム国」によるトルコ領内でのテロが頻発し、治安がさらに悪化する恐れもある。
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