離脱した複数の組長らが5日、神戸市中央区の「山健組」の施設で会合か
日本国内最大の指定暴力団
山口組(総本部・神戸市灘区)
の分裂騒動で、離脱した複数の組長らが5日、神戸市中央区の有力団体「山健組」の施設に集まった。
同じ施設では4日にも、山健組の幹部らによる会合が開かれていた。
また、同日、山健組事務所を指定暴力団「住吉会」(東京都港区)の傘下組織幹部らが訪れたことも判明した。
山口組は8月下旬、離脱の動きを見せた直系組織である2次団体の山健組組長や大阪市の宅見組の組長ら13人を「絶縁」や「破門」の処分にした。
捜査関係者によると、離脱派が結集し、新組織の結成に向けた会合を開き、今後の組織運営などについて話し合ったとみられる。
警察当局は今回の会合が離脱派による初の「定例会」との情報もあり、訪問の理由などについて情報収集を進めている。
捜査関係者によると、5日の会合には10人前後の組長が集まったという。
山健組は山口組前組長の出身母体で、直系組織である2次団体だった。
構成員は最多の約2000人とされる。
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