ECBは22日に追加緩和しない見込み
シティグループのテクニカル戦略責任者
トム・フィッツパトリック氏
はシドニーでのシティ主催の投資家会議に参加した際、欧州中央銀行(ECB)が22日に追加緩和を発表しない見込みと述べ、その結果ユーロは対ドルで1.20ドルに近づく公算があると予想すると続けた。
その上で、ユーロがこの水準を維持することはできない見込みのため、これに達すればユーロを空売りする数年に一度の好機だと指摘した。
また、ECBが米金融当局の利上げ開始を待っていると指摘した。
最も早くてもECBが動くのは12月とみている。
欧米の金融当局が共に動けば
ECB緩和と連邦準備制度の引き締めという
「二重の反動」
を受けると指摘した。
1、2年後についてのシティの長期予想は依然
1ユーロ=0.88-0.90
ドル
だと語った。
なお、10-12月(第4四半期)中に1ユーロ=1.20ドルに近づけば、それは金融市場からの贈り物と言ってもよいものだとの認識を示した。
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