着実な成長が12月利上げの「現実的な可能性」につながる。
米国のイエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長は4日、下院金融委員会で証言し、「現時点では、米k経済は順調だと判断している」と述べた。
キャロリン・マロニー議員(民主、ニューヨーク州)の質問に対し、「国内の支出は着実なペースで増加している」と述べ、経済データで成長と物価の上昇が引き続き示されれば、12月利上げの「現実的な可能性はあると語った。
ただ、利上げのタイミングについてはまだ何も決まっていないとけん制した。
FOMCが見込んでいるのは、労働市場に一層の改善をもたらし、インフレ率が中期的に2%に戻っていくのに十分なペースで経済が今後も成長するということだとの見解を示した。
経済が改善していることから、インフレは時間とともに加速するとの政策当局者らの確信が今後の経済指標で変わらなければ、12月利上げの舞台は整っているとの認識を示した。
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