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2015.11.30

ハンガリー~セルビア鉄道建設で中国鉄道がEU市場に初進出

 

 中国の鉄道建設大手
   中国中鉄
は25日、ゼネラルコントラクター(総合請負者)として
   ハンガリー~セルビア鉄道プロジェクト
を総括管理するコンソーシアム(企業連合)を組成することで合意したと発表した。

 コンソーシアムには、中国中鉄の100%子会社である
   中鉄国際集団有限公司
や中国鉄路総公司傘下の
   中国鉄路国際有限公司
に加え、ハンガリー国鉄が参加する。

 中鉄国際集団有限公司と中国鉄路国際有限公司の出資比率は合わせて85%でEU(欧州連合)市場に中国の鉄道建設企業が進出する初の案件となる。

 

 中国、ハンガリー、セルビアの3カ国首脳の主導で、中国政府とハンガリー政府は24日、中国-中東欧16カ国首脳会合で「ハンガリー~セルビア鉄道・ハンガリー区間の開発・建設・融資に関する協力取決め」に調印した。

 

 ハンガリー~セルビア鉄道はハンガリーの首都・ブダペストとセルビアの首都・ベオグラードを結び、全長は350キロメートルという。

 このうちハンガリー区間は約160キロメートルで現在のハンガリー~セルビア鉄道はほとんどの区間が単線となっており、インフラ設備も老朽化が進んでいる。


 

 アジアとヨーロッパ―を繋ぐ中東欧に位置し、「一帯一路」いわゆる「シルクロード経済ベルト」「21世紀海上シルクロード」の重要な構成部分の建設で中国が重要な地位を占めることとなる。

 

 今回のプロジェクトは中国企業が建設に参加する中東欧地域の交通大動脈として、竣工後のハンガリー~セルビア鉄道は、ギリシャのピレウス港から西ヨーロッパに貨物を輸送する役割を担う社会インフラである。

 

中国が欧州市場へ製品を輸出する便利かつ経済的、効率的な輸送ルートが出来上がることとなる。

 
 

    

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