外貨準備が一月で12兆円減少(中国)
中国の中央銀行「中国人民銀行」は7日、先月末の外貨準備高は
3兆3303億ドル(393兆円 前月比-
1079億ドル)
と過去最大の減少となったことを明らかにした。
外国為替市場ではこのところ、中国の景気の減速やアメリカの利上げなどを背景に、通貨・人民元を売って米ドルなどの外貨を買う動きが広がっている。
海外の投資家や企業などが、中国から海外に資金を流出させていることに絡む動き。
中国の金融当局が、市中の銀行のドル需要に対応しようと、外貨準備のドルを供給したり、人民
元の行き過ぎた値下がりを防ぐために、市場で外貨準備のドルを売って人民元を買う介入に動いたりした結果、
12兆円余りの大幅な減少が生じた模様。
中国政府が月ごとの統計を公表している1999年以降、ひとつきの減少幅としては初めて1000億ドルを
超え過去最大となった。
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