有形純資産価値に36億ポンド(約6100億円)の影響
英国の金融大手
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)
は27日、2015年10-12月(第4四半期)に計上する追加費用によって有形純資産価値に36億ポンド(約6100億円)の影響が生じる見込みであることを明らかにした。
追加費用の内訳は米国の住宅ローン担保証券(MBS)関連訴訟に絡む引当金22億ドル(約2600億円)などという。
これを含め、15年は通期赤字となったもよう。
RBSの発表によると、年金原資の積み立て不足による影響が16億ポンドとなる。
このほか、支払保証保険の不適切販売をめぐる引当金を5億ポンド積み増す。
ロス・マキューアン最高経営責任者(CEO)によれば、同問題での引き当てはこれが最後になる見込み。
発表文で同CEOは「過去の問題を終わらせRBSをより強く安全な銀行にする決意だ」と表明した。
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